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南半球の超新星(爆発)候補

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私には、お気に入りの変光星があります。

Betelgeuse(ベテルギウス)(Hubble宇宙望遠鏡による)

北半球の、冬の代表的な星座・オリオン座の上部、青い星・リゲルと対になって輝く、赤色巨星です。
地球から640光年という近距離にあり、かつ、いつ超新星爆発があってもおかしくない恒星として知られています。
私は、自分が生きているうちに、ベテルギウスの超新星爆発に遭遇したい!と心より願っています。

ところで、変光星とは、そのみかけの明るさ(光度・輝度)が、外的要因(連星系を作ることによる、幾何的なもの)・内的要因(恒星内部のダイナミクスの変化など)で、変動する恒星のことで、宇宙においては、メジャーな存在であります。
(太陽だって、数%の範囲で、光度変化をしています)

・・・一方、南半球にも、代表的な変光星があります。

Eta Carinae(イータ・カリーナ) and Homunculus Nebula(人形星雲)(Nationalgeographic.comより)

こちらは、地球から7000光年以上に離れていますが、銀河系内でも珍しい、エディントン限界に近い、青い超巨大恒星です。

最新のナショナルジオグラフィックに、

"Light Echoes" From Monster Star's Eruption Found―A First

という記事が出ていて、(この星もいつ超新星爆発を起こしてもおかしくないと言われていますが)人形星雲を形成した”大爆発”は超新星爆発ではなく、その爆発の温度も、従来の恒星爆発モデルから予想されるよりずっと低いことが判明とのこと。

しかも、爆発の引き金を引いたのは、伴星であり、その伴星が近主星点に近づいた時に起こったとする仮説が、ありうるシナリオとのこと。

・・・ふ~ん、天文学をもっと勉強しないといけませんが、宇宙というものは、常に”人智”に挑んでくる謎を投げかける気が益々強くなっています。

これだから、(天文学を含めた)物理科学は、(面白すぎて)やめられません!



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同じ”インフルエンザ”でも・・・

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息子はコホコホと咳をする程度ですが、私の方は、しっかり伝染された感があり、鼻水と多少の悪寒があります

似たような見出しは以前どこかで見たような気はしていたのですが、(血清製造か何かの)研究中止なのかな?そんなの止めたらダメじゃないと思いながら、

強毒性鳥インフルエンザの研究停止(www.yahoo.co.jpより)

を、関連記事も合わせて初めて読んでみました。そしたら、、、

人工的に、H5N1型の、さらに強力で空気感染もしてしまうウィルスが作られてしまい、その研究をテロへの悪用を警戒し一時中止する

という内容。

当たり前でしょ!

と同時に、

偶然/予期せず作り出したとは言え、今後、関係する研究者達が適正な行動をとることを、切に願います


***
この話を聞いて、思い出した本があります。

小松左京氏:復活の日
Michael Crichton氏:アンドロメダ病原体


マイケル・クライトン氏の本は、テロではなく自然変異で強毒化したウィルスを扱っていたと思いますが、小松左京氏の本は、まさに、テロリストによって作り出された強毒ウィルスが、空気感染で全世界にばらまかれてしまうことになり、、、というところからはじまります。

「復活の日」の方は、とにかく早いうちにとても怖くなって、読み通していません。


***

夫に

この話(上記新聞記事と関連記事)、知っていた?

と聞いたら、

1ヶ月程前に、EU系のニュースの中では相当話題になっていたけれど・・・
(日本滞在中で、私はフォローしていなかったってこと???)

と、知ってはいました。

続けて、

大学の研究者だからねぇ~。研究費を継続させるためには、論文発表はしなければいけないし、その観点で色々と議論があったみたいだよ

とのこと。

・・・それはそうだけれど、同じ研究者として、やっぱり、人として、倫理等は忘れないで欲しいと思います。



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南の夜空と北の夜空

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宇宙に浮かぶ「青い瞳」(www.yahoo.co.jpより)

はESO(ヨーロッパ南天天文台)のVISTA望遠鏡で撮影されたものだそうですが、素敵ですよねぇ~。
・・・例え、それが一つの星の死(新星爆発をおこし、白色矮星になる)であっても、綺麗なものは綺麗だな~と思ってしまいます。
なお、このらせん状星雲(※個人的には、このネーミングに納得いかないのですが・・・)は、太陽系から約700光年の距離にあります。と云うことは、新星爆発は700年ほど前・1300年代にあったわけです。
ただ、新星爆発だったので、地上で観測されるのは難しかったと思います。

余談ですが、我が家の「瞳」(正確には、虹彩)は、非常にヴァリエーションに富んでいます。

娘:はっきりしたチェコレート色
息子:琥珀色、もしくはうっすら茶色がかったグリーン
夫:ブルー
私:(日本人ですが)淡褐色。娘の虹彩の色より薄いです。

義母:完璧なヘーゼル(内側は淡褐色で、外側はブルー)
義父:アイスブルー、もしくはグレー



・・・それはそうと、北スウェーデンでだって、素晴らしい夜空を眺めることができます。

M81とM82の銀河(写真へのリンク)

実活動は全くしていません(苦笑)が、私も所属するNSAA(North Sweden Amateur Astronamers)の会員(実は、会長)が、自身の望遠鏡を使って撮影したものです。

NSAAのHPに掲載されたのを見た時、本当に息を飲むほど感動しました。彼の望遠鏡は、私の記憶が間違っていなければ10"タイプ(※望遠鏡(集光窓)の直径です。個人所有としては大きい方ですが、持ち運びは可能)で、いわゆるプロ達の望遠鏡とはお話にならないレベルですが、それでも、これだけの天体写真が撮れてしまうなんて。。。

アマチュア天文家がハマってしまう訳がわかるような気がします。

ちなみに、この写真はルーレオ(Luleå)という街の郊外で撮られたものです。



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物理の中の数学

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ハイゼンベルグの不確定性理論に「修正」

この記事には、純粋に

凄い!

という思いしか思い浮かびませんでした。

しかも、(修正)理論の提唱者は日本人で、数学者であるところがさらに凄い。

ハイゼンベルグの不確定性理論は、物理屋、さらに言えば、量子論レベルの実験をやる者(実験物理屋)にとったら、物理原理の一つと思われていたもの。
それが、原理でなく、理論であり、理論であるからにはこうして修正を迫られるものとなったわけです。

・・・それにしても、理論の修正を行った、名大・小澤教授の修正不等式、すごくシンプルで綺麗なんですよねぇ~。

原理的”量子ゆらぎ”(=物理)と、対象とする測定物の”測定による誤差”がきっちり分かれて記述されていて

なるほど!と思うも、これまで全く考えてこなかったので、まさに目から鱗的です。

これから実験する時には、もう少しベースとなる物理理論(定式)のことを、鵜呑みにせずによくよく考えてみなければ!と思い直したところです。



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月を”丸ごと”使います

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先日、工学系の話:LUNA RINGを書きましたが、今日も



の話、です。・・・ただ、理学系の話です。

昨夜読んだEuroPhysicsNews(※日本物理学会誌なんかよりずっとペラペラの薄い、四半期に一度送られてくる学会誌)の中に、お、面白いかも!?と思われる記事を発見。

The moon as a detector of Ultra-High-Energy neutrinos
超高エネルギーニュートリノ検出のための”月”

(DOI:10.1051/epn/2011506でネット検索すると、PDFファイルが取得できます。)

超高エネルギーとは、ギガ(10^9)の100万倍(10^6)よりずっと大きく、エクサ(10^18)エレクトロンヴォルト(eV)以上のエネルギーをここでは呼んでいます。

それで、何が面白いか?というと、超高エネルギーニュートリノが月の物質と反応した結果出来る電子や陽電子(※ニュートリノが電子ニュートリノであれば、”弱い相互作用”というものによって大半が電子や陽電子としか関わり合わないからです)が、さらに真空中を走る間に作る

チェレンコフ光(周波数は電波域)

を地上の電波望遠鏡を使って検出する、という方法。

水チェレンコフ(例えば、神岡実験)や、空気チェレンコフ(例えば、ピエール・オージェ実験)には馴染みがありますが、

チェレンコフ”電波”
(電波だって、電磁波=光子の一つです)

目から鱗的で、面白い手法だなと感じたわけです。
ただ、、、(取得した生データの中から、欲しいシグナルだけを取り出す、ことに関して)かなりチャレンジングなトピックではあります。

この研究、LOFARとも関わってくるので、私にとってはなかなかに注目度の高いものであります。



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