◇◇◇談話室・北極圏<別館>◇◇◇

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Lektorと言う職業

一般・生活

最近、大学だけでなく私立高校(friskola、フリースコーラ)でも、専門(宇宙物理)を教え始めている私ですが、教員資格としてのレクトール(lektor)を視野に入れています。

レクトールは、ラテン語のlectorからきていて、一般には、大学における、講師((junior) lecturer)や専任講師(senior lecturer/reader)のことです。(助・准)教授もレクトールであるけれど、こちらは研究職位の意味合いがメインです。

今はオフィシャルではありませんが、レクトールと言う職業は、スウェーデンでは、高校にもあって、大学のレクトールより資格条件が厳しく、

1. 第一専門で、博士号もしくはライセンシエイトを持っていること。
2. 第二以下の(=最低一つの)、副専門を持っていること。
3. 教育学を履修していること。

大学教員の中に一般に博士号を持たないadjunk(アドジュンクト)という職位があることを考えると、高校のレクトールが破格の給与高度な専門性を持った教育職であるのは、まず、間違いありません。

上記したように、今はオフィシャルではありませんが、ウップサラ(Uppsala)市では法改正前倒しで、多くの高校レクトールを採用しています(2007年)し、現政権が今秋以降も続投すれば、高校レクトール(gymnasielektor、ジムナジエレクトール)が制度として復活する可能性が大になっています。

大学レクトールであっても、法の改正内容によっては、ある規程単位の教育学を履修することが義務化される可能性があるので、
大学、高校のどちらでも通用する教員資格・レクトールを取得する
ことが、今の私の「視野」に入っているわけです。

それに、専門での研究職より、ここ最近、大学や高校で宇宙物理を教えることが想像以上に面白くて、さらに、第二、第三専門として、前からやってみたかった「宇宙工学」や、「母語・非母語としての日本語教授」(教育学・教授学)を選ぶことが出来るのが大きな魅力です。
前者は、メインとなる電子工学で実はいくつか必要単位をもっているし、後者は、子供達の日本語教育を公式に行うための「必要条件」になるからです。特に、後者に関しては、キルナという「ド田舎」にいる限り、positive actionになります。

スウェーデンでは、ここ数年、数学と物理で、大きく学力が後退しているのが問題になっています。私が教えている私立高校は、エリート高校指定は受けていませんが、天文学と宇宙科学・工学で、スウェーデンでも"名実のある"エリート高校です。そんな高校でも、正直、数学と物理が際立っていると言う印象はありません。まぁ、大学で教えていても学生の学力に関して、「物理の基礎素養がちょっと足りないかも」と思われる節がところどころあります。
生徒や学生個々人は、高校でも大学でも「優秀」な場合が多いのですが、それまで受けてきた「教育」が正直、十分でなかった=教師側に教える器量が足りなかった感があります。
そういうことも、教える側、教育者としてのモティヴェーションになっています。

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