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宇宙科学・工学

「ブラックホールやら」の方の補足

昨日書いた記事:SETIやら、ブラックホールやら…を読み返してみて、

量子重力論的ブラックホールは理解出来なくても、現象としてあるものから、切り口を変えてアプローチすることは出来るはず

と思い直し、リベンジ記事を書くことにしました。
(※こういうところで、負けず嫌いな性格が出てきます、はい:苦笑。)


Fermi Gamma-ray Space Telescopeと云うのがあります。以前は、Gamma-ray Large Area Space Telescope (GLAST)と呼ばれていたものです。

このFermi宇宙望遠鏡は、sub-GeV(~100 MeV)からGeVのオーダーのガンマ線で、all-sky surveyを行う(or に特化した)ものです。
このエネルギー帯だと、陽子-反陽子、パイ0の対消失、崩壊で生じるガンマ線や、超高エネルギー電子が「逆コンプトン効果(inverse Compton scattering)」を通して、赤外線などの低いエネルギーの光子にエネルギーを与えることで、それらがガンマ線になったものを見ることになります。

そして、最近(2010年11月に)、

銀河中心から両極方向に広がる”フェルミ・バブル”(英語。ソースはHarvard-Smithsonian Center for Astrophysics)

と言う内容が、プレス・リリースされています。このフェルミ・バブルの詳細は(今も多分)研究中ですが、当時もどうしてこういう(逆コンプトン効果で生成されたと思われる)拡散ガンマ線が、銀河中心から極方向に向かう範囲に存在するのか?は不明でした。

そもそも、

銀河中心の、ブラックホールなどの高エネルギー供給源→(荷電)粒子を加速し、それらが非熱的制動輻射コンプトン効果シンクロトロン放射で硬X線やガンマ線を作り出す過程を、GeV領域で走査し始めたのは最近(FermiやINTEGRALによる)、一方、MeV領域では”基本的に”未走査

と云う状況があります。ちなみに、MeV領域は、高エネルギー電子・陽電子による、コンプトン効果や対消失、ガンマ線の崩壊による電子・陽電子生成が卓越していて、GeV領域の物理とはちょっと違います

…ブラックホール絡みの直・結果の探査は、まさに最近始まったばかり&まだ行われていない、状況であります。

”こちら”だったら、私には馴染みがあり理解できるので、まぁ、ブラックホールを直接理解出来なくても、ほら!私にだってアプローチ出来るパスはあるわけです。


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