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◇◇◇談話室・北極圏<別館>◇◇◇

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科学(その他)

月を”丸ごと”使います

先日、工学系の話:LUNA RINGを書きましたが、今日も



の話、です。・・・ただ、理学系の話です。

昨夜読んだEuroPhysicsNews(※日本物理学会誌なんかよりずっとペラペラの薄い、四半期に一度送られてくる学会誌)の中に、お、面白いかも!?と思われる記事を発見。

The moon as a detector of Ultra-High-Energy neutrinos
超高エネルギーニュートリノ検出のための”月”

(DOI:10.1051/epn/2011506でネット検索すると、PDFファイルが取得できます。)

超高エネルギーとは、ギガ(10^9)の100万倍(10^6)よりずっと大きく、エクサ(10^18)エレクトロンヴォルト(eV)以上のエネルギーをここでは呼んでいます。

それで、何が面白いか?というと、超高エネルギーニュートリノが月の物質と反応した結果出来る電子や陽電子(※ニュートリノが電子ニュートリノであれば、”弱い相互作用”というものによって大半が電子や陽電子としか関わり合わないからです)が、さらに真空中を走る間に作る

チェレンコフ光(周波数は電波域)

を地上の電波望遠鏡を使って検出する、という方法。

水チェレンコフ(例えば、神岡実験)や、空気チェレンコフ(例えば、ピエール・オージェ実験)には馴染みがありますが、

チェレンコフ”電波”
(電波だって、電磁波=光子の一つです)

目から鱗的で、面白い手法だなと感じたわけです。
ただ、、、(取得した生データの中から、欲しいシグナルだけを取り出す、ことに関して)かなりチャレンジングなトピックではあります。

この研究、LOFARとも関わってくるので、私にとってはなかなかに注目度の高いものであります。



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***追記です。

上記した記事のレファレンスなどを読んでいくと、

Askaryan Effect

と云うのが、チェレンコフ電波の名称のようです。

時間があったら、関係論文を読んでみたいと思います。

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